一月一日の御朱印貰ひけり 加藤三七子‥意味や使い方
一月一日の御朱印貰ひけり 加藤三七子
加藤 三七子(かとう みなこ、1925年4月27日 – 2005年4月5日)
加藤三七子さんは兵庫県出身の俳人。龍野生まれ、龍野高等女学校卒。1959年、「かつらぎ」に入会し阿波野青畝に師事。1977年「黄鐘(おうじき)」を創刊。1998年、 『朧銀集』により第38回俳人協会賞受賞。代表句に「抱擁を解くが如くに冬の涛」など。
客観写生を学びつつも、王朝文学の気風に通うような情趣のある句を詠んだ。句集に『萬華鏡』『華鬘』『蛍籠』『朧銀集』『兎結び』。2005年4月5日、心不全により死去。79歳。
朱印に関する俳句
下記のほか、575筆まか勢さんのサイトでは多くの俳句がまとめられています。
初旅の鞄に加へ朱印帳 澤島郁子
惜春のひとで渚に朱印押し 岩本尚子
読み初めの扉や龍の一朱印 上野さち子
柊挿す山門脇の御朱印所 栗田やすし
目白来て鳴くや御朱印あと一寺 守わこ(童子)
夕涼し朱印捺したる箸袋 高井北杜
御朱印帳の使い方やマナーについて
御朱印とは‥参拝した証(神仏とのご縁の記録)
御朱印とは、神社やお寺を参拝した証としていただく「神仏とのご縁の記録」です。 社寺によって異なりますが、御朱印は印章と、神社・お寺の名称や神様・仏様のお名前などの墨書きで構成されています。
御朱印帳の種類とサイズ
御朱印帳は、「蛇腹」「和綴じ」の2種類に大別されます。蛇腹は山折谷折りで閉じられた帳面で、多くの御朱印帳はこのタイプです。和綴じは、和紙を糸で閉じた古来からある綴じ方です。
これまで文庫本サイズとB6サイズが一般的でしたが、今ではさまざまに企画されてサイズのバリエーションも増えてきていて、大きなものだとA4サイズから、小さなものは豆本サイズのものまで、いろいろなサイズが作られるようになりました。
御朱印集めのマナーや注意点
参拝をすることで社寺とのご縁を深めていった結果として、御朱印が集まるものです。間違っても御朱印の数を集めることを目的としてはいけません。
また、当然のことですが、神様や仏様がいる場所へ伺うわけなので、崇敬する気持ちをもつことも重要です。写真や動画を撮りながら歩かないといった行動も慎むべきです。
書き置きご朱印帳の使い方(谷口松雄堂)
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