初霞錦帯橋を渡り度き 青木月斗
錦帯橋は、俳枕としても有名‥
初霞錦帯橋を渡り度き 青木月斗
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初霞川は南へ流れけり 青木月斗
初霞(はつ‐がすみ)新年の季語
元日のころに山野にたなびく霞をいう。よほど好天気で暖かい日でないと霞は生じないから正月に霞を見ることは滅多にない。それだけに初霞は印象が深い、と俳句歳時記に記載されていました。
青木 月斗(あおき げっと)
(1879年(明治12年)11月20日 – 1949年(昭和24年)3月17日)
正岡子規門下の俳人。本名は青木新護。正岡子規を敬し、与謝蕪村を学んだ。
以下のように述べている。
「句は味である。句は調べである」。
「句は情緖を根本としなければならぬ」。
「句品が高からねばよくない。句と人とは、別のものにあらず。句によって人を作り、人格を修めて、初めてよき句を産むなり」。
「健全であること。明朗であること。淡白で、率直で、さらさらした句がよい。そしてその中に情味があるものが名句である」。
「初」を使った熟語
「最初(サイショ)」、「初夏(ショカ)」、「初荷(ハツニ)」、「初期(ショキ)」、「初詣(はつもうで)」、「初耳(はつみみ)」、「初心者(ショシンシャ)」、「初陣(ういじん)」、「初雪(はつゆき)」、「初霜(はつしも)」、「初夢(はつゆめ)」、「初恋(ハツコイ)」、「仮初(かりそめ)」、「初更(ショコウ)」、「初産(ういざん)」、「初七日(しょなのか)」、「初中後(しょっちゅう)」