掉尾(とうび)の一振(いっしん)とは‥アノマリナーなのか‥
ご存じだろうか? 株式相場の格言のひとつに「掉尾の一振」とよばれるものがある。「掉尾(とうび)」とは、物事の最後の意で、捕まえられた魚が死ぬ直前に尾を振るところからといわれており、年末に向けた株価上昇の期待感を込めて用いられることが多い。
年末相場のアノマリー(anomaly)のひとつであり(アノマリーは日本語では「経験則」と言い、理論的な根拠は明確ではないものの、経験的によく起きる相場の現象を指す)、2月・3月の「節分天井、彼岸底」「株は5月に売れ」「ハロウィンに株を買え」などもよく言われるアノマリーである。
で、今年、2022年、俄かに「掉尾の一振」なるアノマリー(anomaly)が浮上しているのか‥というと、2022年12月9日(金)のメジャーSQ(特別清算指数:Special Quotation)での日経平均の急反発がその要因のようである(下図)。
8日には下向きの75日移動平均線(緑色の線)をわずかに下回って終えたが、翌9日はマドを開けて反発して始まると、5日線に加え、上向きの25日移動平均線(赤色の線)を一時上回る場面があったが、わずかに届かずに終える結果となった。
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アノマリー(anomaly)とは
1 変則。例外。また、矛盾。逸脱。
2 変則的事実。理論では説明できない株価の規則的な現象。
3 特異点。また、重力異常。磁気異常。
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掉尾(とうび)の一振(いっしん)とは‥
特集2 スゴ腕投資家が今狙う株
「掉尾の一振」に乗って儲けよう
掉尾(とうび)の一振とは、
株価が年末にかけて上昇するといった株式相場の格言。
「掉尾」自体の意味は、最後になって勢いが盛んになることであり、
掉尾の一振は、年末に向けた株価上昇の期待感を込めて用いられることが多い。
〔語源〕「掉尾」は、物事の最後の意。
捕まえられた魚が死ぬ直前に尾を振るところからという。
掉尾の一振には裏がある。
年末の成績を良く見せたいファンドの「お化粧買い」だ。
だが実態とかけ離れた相場は長続きしない。
株式相場にまつわる格言なんですが、
他にも1年を通して色々あります。
例えば2月・3月の「節分天井、彼岸底」
「株は5月に売れ」「ハロウィンに株を買え」などありますが、
“掉尾の一振”は年末の格言だそうです
2022年12月9日の日経平均の急反発は「掉尾の一振」の予兆なのか
先週(12月5~9日)は、週末9日にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、
週初から上値の重い値動きとなり、
下向きの5日移動平均線(青色の線)に押し返される状態が続いた。
今回のテーマは「年末相場のアノマリー」です。
アノマリーは日本語では「経験則」と言い、理論的な根拠は明確ではないものの、
経験的によく起きる相場の現象を指します。
日米の両方で頻出するアノマリーとは、
11~12月の2カ月は上昇相場になりやすいというものです。
米国では起点の10月末に行われるハロウィーンにちなんで「ハロウィーン効果」、
日本では「掉尾の一振(とうびのいっしん)」という名称が付いています。
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まとめと関連情報
株式相場の格言のひとつに「掉尾の一振」とよばれるものがある。「掉尾(とうび)」とは、物事の最後の意で、捕まえられた魚が死ぬ直前に尾を振るところからといわれており、年末に向けた株価上昇の期待感を込めて用いられることが多い。
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