2023年の節分の日はいつ?
2023年(令和5年)の節分の日は、2月3日(金)です。恵方は「南南東微南」。
西暦 | 和暦 | 節分の日付 | 十干 | 恵方の方角 |
2023年 | 令和5年 | 2月3日 | 癸(みずのと) | 南南東微南 |
西暦から恵方(えほう)の方角を計算します。歳徳神の在する方位を恵方と言い、陰陽道では福徳の神とされ、その方角に向かって事を行えば縁起が良いとされています。※恵方(えほう)とは:吉方,兄方とも書く。運勢判断において吉(きち)をもたらすとされる方角。
恵方詣りでいただく破魔矢やお札には、特別な力が宿っているといわれています。帰宅後は、破魔矢とお札は、恵方と対面となる位置へ置き、破魔矢の矢先は、恵方へ向けて飾りましょう。
恵方とはこの路をたゞ進むこと 高浜虚子
恵方とはこの路をたゞ進むこと 高浜虚子
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十干(じっかん)とは
十干(じっかん)とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素の順列をいいます。10日を一区切りにするという、古代中国で生まれたで、その10日間の1日1日に名前を割り付けたものです(月の上旬、中旬、下旬)。
十干十二支とは
十干単体で使われることはなく、十二支と合わせて干支(「かんし」または「えと」)といって、暦の表示などに用いられます。日本では十干をさらに2つずつに区切って木(もく、き)・火(か、ひ)・土(と、つち)・金(こん、か)・水(すい、みず)という五行にそれぞれ当てはめ、さらに区切られた2つに陰陽を割り当てます。陽を兄、陰を弟として、例えば「甲」を「木の兄」(きのえ)、「乙」を「木の弟」(きのと)などと呼ぶようになりました。「干支」を「えと」と読むのは、この「兄弟」(えと)に由来しているのです。
節分とは‥立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと
節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、「季節を分ける」ことも意味しているのですが、江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指すことが多くなりました。
なので、立春の日がずれると、当然、節分の日も変わってくるのです。
理由を以下に示しますが、2022年の立春の日をカシオの計算サイトで調べてみると‥
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2021年の節分は2月3日ではなく、2月2日だった、その理由は‥
2021年の節分は2月2日でした。1984年に節分が2月4日だったのち、ずっと、2月3日で固定されていたので、皆さん、節分は2月3日が当たり前だと思っていたのでしょう、私もですが‥
2021年の節分は2月3日ではなく、1897(明治30)年以来124年ぶりに2月2日になります。立春はここしばらく2月4日だったけど、今年は1日早まるため、節分も2月2日になるのです。
2022年以降の節分の日はいつ
ちなみに、2022年の節分の日は、2月3日です。2023年、2024年も2月3日ですが、2025年に再び、2月2日となります。
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地球の公転周期はおよそ365.2422日‥実は365日でないので‥
「1年=365日と思っている人も多いと思いますが、地球が太陽を回る運動=季節のめぐりこそが、真の1年です。1太陽年(地球が太陽を1周する時間)は暦の1年ではなく、およそ365.2422日=365日+6時間弱なのです」(国立天文台暦計算室)
なので、1年間に6時間程度多くなっている、よって、4年も経つと、4×6時間=24時間となって、1日程度余分になります。だから、4年に一度、この時間差を修正するために、うるう年が設定されているのです。1日増えた分を2月の最終日に追加することで(通常、28日までのところ、29日に設定する)修正するわけです。
「このため、立春点の通過時刻も変動します。つまり、1年ごとでは1太陽年365.2422日と1年365日の差(約6時間)ずつ遅くなる一方、うるう年には4年前より少し早くなる、というパターンです。
この流れによって、しばらく2月4日の中に納まっていた立春が2021年には2月3日へ移り、その前日である節分も連動して2月2日へ移ったというわけです」(国立天文台暦計算室)
ちなみに、同じような理由で、春分の日も年よって違ってくるのです。
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節分と豆まき 由来や意味について
地方や神社などによって異なっていますが、節分の日の風習として、「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けや、玄関などに邪気除けの柊鰯(ひいらぎいわし)などを飾ります。
※柊鰯(ひいらぎいわし)は、節分に魔除けとして使われる、柊の小枝と焼いた鰯の頭、あるいはそれを門口に挿したもの
なぜ豆まきを行うのか、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると信じられていて、それを追い払うための悪霊ばらい行事だったのです。宮中での年中行事であり、『延喜式』では、彩色した土で作成した牛と童子の人形を大内裏の各門に飾っていました。
これは、平安時代頃から行われている「追儺」から生まれ、中国から伝わったこの行事は日本に定着していき、現在の節分の元となっています。
『続日本紀』慶雲三年十二月の条によると706年にこの追儺が始まり、これが室町時代に使用されていた「桃の枝rい」への信仰にかわって、炒った豆で鬼を追い払う行事となって行きました。
近代、上記の宮中行事が庶民に採り入れられたころから、当日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したもの(柊鰯)を戸口に立てておいたり、寺社で豆撒きをしたりするようになりました。
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恵方の方角の計算 恵方巻を食べるときは‥
なんと、カシオの計算サイトでは恵方の方角を計算できます。
西暦から恵方(えほう)の方角を計算します。歳徳神の在する方位を恵方と言い、陰陽道では福徳の神とされ、その方角に向かって事を行えば縁起が良いとされています。2022年の恵方は、北北西やや北(十干では壬(みずのえ))でした。
※「干支」(じっかん)とは何なのでしょうか?
難しいので、別のページで説明しますが、そもそも、実は「干」と「支」は別の言葉です。
「干支」とは「干」と「支」が結合した言葉で、正確には「十干十二支」(じっかんじゅうにし)と呼ばれます。普通に干支と呼んでいるもの(子、丑、寅、‥、亥)は正確には「十二支」となります。
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箱がお面になる?「鬼は外BOX」たまごボーロ
豆を誤嚥する事故が多く、それについての注意喚起がされています。
節分のイベントについても、直接注意するように
書かれています。
でもでも、しかし、
子供にとって、節分のメインイベントは「豆まき」
そして、豆まきの後は、
その豆を食べるのが楽しみだったりします。
そこで、ボーロの登場です!
ボーロならば、小さいお子様でも食べられます。
口溶けも良く、誤嚥の心配もありません。
そして、床にまいても、ベタベタしません。
小さいお子様や、
噛むのに不安があるご高齢の方がいるご家庭には、
ボーロの節分が、おすすめ!
今回はこのお面がほしくて注文。このお面に毛糸で作った髪の毛帽子をかぶって節分の日にパパに鬼さんやってもらいました。赤鬼だったので赤のトレーナー着て…お外で遊んでる子達もろともこれで泣かしてました!息子は「ゆう事聞くからーー!!」って必死で泣きながら私に助けを求めてました(笑)去年の鬼さんは可愛くて泣かなかったけど、今年の鬼さんはこわかったみたいです。
言うこと聞いてくれるみたいで…このお面にして良かったです!
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節分の 何げなき雪 ふりにけり 久保田万太郎
節分の季語(2月)を使った俳句です。俳句の季語で「節分」は「晩冬」、「立春」は「初春」になります。節分を使ったその他の俳句はこちらのサイト(575筆まか勢)が参考になります。
節分の 何げなき 雪ふりにけり 久保田万太郎
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久保田 万太郎(くぼた まんたろう)
(1889年(明治22年)11月7日 – 1963年(昭和38年)5月6日)
小説家、劇作家、俳人。俳号はじめ暮雨。のち傘雨。他に筆名千野菊次郎。
浅草生まれ。耽美派(三田派)の新進作家として登場。劇作でも慶大在学中から注目され、築地座を経て文学座創立に参加。新派、新劇、歌舞伎の脚色・演出と多方面に活動を展開。日本演劇協会会長を務め、文壇・劇壇に重きをなした。
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雨の中に立春大吉の光あり 高浜虚子
『立春大吉』の文字にはどこか春の光が感じられます。
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雨の中に立春大吉の光あり 高浜虚子
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冬の季語一覧(時候・天文・地理・人事・行事)
時候
年の瀬 – 小春 – 大晦日 – 年越し – 短日 – 節分 – 除夜 – 小寒 – 大寒 – 師走 – 霜月 – 立冬 –
神無月
天文
雪 – 初雪 – 小春日和 – 厳冬 – 氷・氷柱 – 霜・霜柱 – 樹氷 – 吹雪 – 空風 – 寒波 – 北風 –
時雨 – 冬霧 – 雁渡 – 寒昴 – 冬北斗
地理
山眠る
人事
スキー – スケート – 毛皮 – こたつ – 暖房 – ストーブ – 炭 – 火鉢 – 布団 – 湯たんぽ –
餅つき – 風邪 – 門松立つ – 着膨れ – 煤払い – 焚火 – 落葉焚 – 懐炉 – 火事 – 竹馬 –
息白し – 湯冷め – 咳 – 鼻水
行事
クリスマス – 有馬記念 – 節分 – 降誕祭 – 御用納め – 七五三 – 除夜・除夜の鐘 – 年越 –
酉の市 – 羽子板市 – 針供養 – ラグビー – 柚子湯 – 年末賞与 – 社会鍋
まとめと関連情報
節分の日が、2月3日で固定されていなのは、公転周期が1年きっかりでないことが原因だったのです。
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