ビートたけし詩集・僕は馬鹿になった
ビートたけし詩集・僕は馬鹿になった
(祥伝社黄金文庫) [ ビートたけし ]
どえらい人生を送ってきたビートたけし氏は
どこまでも少年のような屈折したピュアさ
、
繊細でその反面目を話せないような危険さがあるが、
その実を隠さず吐き出した詩の数々に、
“マルチなたけし”だから詩の本でも出した、
というような生っちょろさは感じなかった。
真摯な、詩の本。
すごく好きな本だった。
人間、死ねば忘れられるか、話の肴にされるだけ
人生とは敗北を運命づけられた戦いなのであり
ゆえに真実は敗北のなかにしか存在しないのである
…なんてことは誰もいってないけどな
まあ笑って読もう
たけしのおまえの不幸には、訳がある!
たけしのおまえの不幸には、訳がある!
おまえの不幸には、訳がある!
ーたけしの上級賢者学講座ー
(新潮文庫)電子書籍・ビートたけし
時の人をたけし独特の毒舌で解説してくれてます
歴史の勉強にもなります
すぐに読めますしおもしろい!
始めは、結構ダラダラした感じでしたが
後半おもしろかったです。
今、問題となっている虐待などの話も
この時から何も変わってないと感じました。
とても読みやすかったです。
人生、上手くいかないって?
当たり前だよ、その不幸には星の数ほど
理由があるんだから。
雁首揃えて聞きやがれ、
おいらの幸福論ーー。
どうしてニッポンは
こんなにダメになったのか、
どうすりゃいいのか、この先は。
日本を不幸にした100人から、
政治外交の不幸、親がいる不幸まで、
「元祖毒舌」たけし教授が斬りまくる。
狂喜乱舞、一読仰天。第三弾“極楽人生応用編”。
中古・頂上対談・ビートたけし
中古・頂上対談・ビートたけし
長嶋監督、メジャーに殴りこみ!?
石原都知事、アメリカ大統領選出馬!?
中田ヒデ、野球に転向か!?
―当代随一の“大物”たちが、
たけしの前でついつい漏らした、
思わぬ「本音」。
小沢‐たけし党、連立政権誕生か!?
娘・井子、父・たけしの秘密を暴露!?
驚天動地、抱腹絶倒、
そんなことまで喋っていいの!?
ほかに、柳美里、松本人志らとの
対談も収録した、全13人との夢の共演集。
中古・頂上対談 / ビートたけし
立花隆氏が、インタビューというのに
書いた本を一冊も読まないで来る失礼な人がいる。
自分は少なくとも相手の書いた物を
論文も含めて全部読んでから対談する、
と述べています。
たけしさんのインタビュアーとしての
腕前を知りたくてこの本を読んでみましたが、
さすがという思いです。
豊富な予備知識を武器に、
どんな相手とも対等で(淀長さんは別?)
一方的な聞き役に終わっていません。
さらに、各界のトップと言える対談相手も、
以前からたけしさんに興味を持っていると
窺える節が多々あり、それだけ多方面から
たけしさんが注目されている証にも思えます。
中古・ビートたけしの黙示録
中古・ビートたけしの黙示録
無能学者や無用文化人の
山なすニッポン再生論は、
全部ゴミの日に出しちまえ!
外交内政から芸能界まで
オイラが真の病巣を暴き、年寄りもガキも、
オヤジもネエちゃんも根性叩き直しちゃうぜ。
話題と物議をかもした大毒舌集、
ついに文庫化。
中古・ビートたけしの黙示録 徳間文庫
「今の世の中おかしいよ」というのを、
たけしの生まれ育った時代と比較して語っています。
新聞、テレビではわからない独自の考えを交えているから面白い。
「少年犯罪」についての考察は頷く点が多かったです。
なんとなく今の世の中、
おかしいんじゃねぇかと嘆いている人には
おすすめ。一体、どこがどうなっちゃったの?
というのがわかります。
たけしの発明王・ ビートたけし
たけしの発明王・ ビートたけし
ビートたけしが考えた
発明品の数々が収録されている。
その多くは下ネタ。
しかし、少し形を変えれば
実用できるようなものもあるため、
この本をヒントにヒット商品が生まれる
可能性も全くないとは言い切れない
(可能性は限りなく低いが…)。
各商品の説明書きが非常に面白いため、
退屈することなく一気に最後まで
読み終えることとなるだろう。
たけしの発明王・ ビートたけし /新潮社
この発明はすごい!
美女の手? タマジャー??
猫舌ペローリン???
コメディアンたけしが、
自分で発明したばかばかしいもの
について、本人のイラストも
まじえて書いた一冊。
単行本: 87ページ
出版社: 新潮社 (2003/05)
言語: 日本語
ISBN-10: 410381215X
ISBN-13: 978-4103812159
発売日: 2003/05
悪口の技術・ビートたけし
悪口の技術・ビートたけし
悪口の技術 (新潮文庫) [ ビートたけし ]
さすがビートたけしさんですね。
面白く、でも内容は鋭く悪口を言っています。
愛敬のある悪口をいう技術も必要だということを
教えられた一冊です。
6ヶ月ぐらいは読書する時間を
取ってなかったので今すぐ読書します(^-^∩)
●内容情報
アメリカ、中国、北朝鮮。銀行、役人
、
上司に女房、おまけに息子…。
全部向こうが言いたい放題。
沈黙は金、じゃない。
正しい「罵詈雑言」教えますー。
“毒舌の第一人者”が贈る、強力な一冊。
会社で、家庭で、また外交でも、
どう逆襲すればいいのかを分りやすく解説。
売り言葉に買い言葉、きれいに言い返す術、
こっそり伝授いたします。
これで文句言われっぱなしの方も安心。
●目次
ワールドカップ「10の失敗」/
まず裁判官から裁け!/
『君主論』はビジネス書/大阪だめやねん/
『国富論』の通用しない国/
「人間として未熟」な芸人たち/究極の『恋愛論』/
そして「先生」はいなくなった/
誰も知らない『相対性理論』/戦争モグラたたき
●著者情報
ビートたけし(ビートタケシ)
1947(昭和22)年、東京足立区生れ。
浅草フランス座で芸人修業中に知り合った
きよしと漫才コンビを結成。「ツービート」として、
漫才ブームで一躍人気者となる。その後もソロとして、
テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで
国民的な活躍を続けている。映画監督・北野武としても
世界的な名声を博す。’97(平成9)年には
「HANA-BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞した
貧格ニッポン新記録・ビートたけし
貧格ニッポン新記録・ビートたけし
貧格ニッポン新記録
(小学館101新書) [ ビートたけし ]
ビートたけし独特の毒舌で語られていて、
ある意味、爽快な想いです。
口語体で書かれているため少し読みにくいのが難点です。
ポストに掲載された文章がまとめられました。
政治から芸能まで言いたい放題です
週刊ポストで20年近く続く名物時評コラム
『ビートたけしの21世紀独断』の爆笑傑作選。
一番弟子だった東国原・宮崎県知事の誕生、
相次いだ食品偽装事件、安倍~福田内閣といった
事象をたけし流に痛快メッタ斬り!
●内容情報
1983年8月より『週刊ポスト』誌上にて
好評連載中の「21世紀毒談」最新傑作選。
食品偽装事件、朝青龍騒動、ねじれ国会、
納豆ダイエット、裁判員制度、熟年離婚、居酒屋タクシー、
山本モナ騒動…事件、社会風俗、流行など、
独自の視点で斬って棄てるビートたけしの
名物時評の中でも、評判の高かった秀逸コラムを厳選。
破天荒で超脱したデタラメの中に見え隠れする
世間への鋭い皮肉・風刺が、平和ボケの
日本人の心に突き刺さる。
●目次
第1章 東国原知事を生んだニッポンの政治
(安倍首相辞任~福田首相誕生ー安倍政権はエロくない
種馬大臣は少子化問題の先頭に立て ほか)/
第2章 ニッポンの事件への処方箋
(中東の笛~品格なき横綱・朝青龍ー
内館牧子さんを東の横綱にしなさい/
黒人演歌歌手・ジェロが大ヒットー
朝青龍は歌手になって演歌を歌いなさい ほか)/
第3章 誰もが騙されたニッポンのブーム
(納豆ダイエット~食品偽装事件ー納豆もスーパーまで
走って買えばダイエット?/ビリーズブートキャンプ~
温泉爆発事件ービリーに群がるオンナはDV妻と同じだよ ほか)/
第4章 団塊世代、オイラを語る(還暦の誕生日~
キッザニアー団塊世代のためにテーマパークを作りなさい/
テレビの過剰演出~素人ブームーオイラが首を曲げるのは
トランポリン事故の後遺症 ほか)/特別付録
師弟対談・ビートたけし×東国原英夫ー
宮崎県知事に質す「談合」「下半身」「恥ずかしい過去」
下世話の作法・粋にこだわるビートたけし
下世話の作法・粋にこだわるビートたけし
夫に頼まれて購入。
本をあまり読まな夫が寝る前に
真剣に読む姿をみて私自身も読んでみました。
日本人に産まれて育ち、いま、なんとなく
薄れてきているような「品」「粋」といった
ものから「夢」の捉え方など、たけし流の
解り安い頑固であり柔和な語りでまとめられています。
本当のかっこよさとは何か。
日本人が「品格」によりどころを求める今、
まるで品格と関係ないような下町・足立区生まれの
ビートたけしが、いきなり「品」を語る。
ペンキ屋のせがれとして貧しい家に育ち、
浅草では売れない漫才師として不遇をかこった男。
それがなぜか高額所得者に登りつめ、
世界の巨匠と呼ばれてしまうまでになった。
成り上がり者で成金だ。
お前に品格を語る資格があるのか。
だが実は、この男ほど「品がいいこと」
「粋であること」にこだわる人はいない。
いわく「貧乏と下品も、突き詰めれば品格を持つ」。
ベストセラー『愛でもくらえ』から10年、
たけしが考える「生きる基本」。
ラジオ北野 新潮文庫(ビートたけし)・中古
ラジオ北野 新潮文庫(ビートたけし)・中古
ラジオ北野 新潮文庫(ビートたけし)・中古
ガー、ガー/JOT*、周波数1*47/
こちら、ラジオ北野/リクエスト
、
お便りは、ダイヤル03-2211-8***/ガー、ピー/
提供は、家事と筋トレ二兎を追う、
「アブアイロン」
たけしトーク大爆発!
「山手線のホームを
動く歩道にしてしまえば、満員電車の
混雑もなくなる」という珍提案、
「ゴキブリ、蚕のさなぎ、サクラケムシ」を
食べさせられてひどい目にあった日、
ガキの頃いつもよだれを垂らしてたら
母ちゃんに精神病院へ連れて行かれた話、
ルイシト小泉、アレハンドロ・ゴンサレス、
パスカル・ペレス、めちゃくちゃマニアックな
ボクシング談義、浅草演芸場仲間に旧悪を
暴露されて嫌になった……、
かくして今日も、
昭和な夜は更けてゆく。
ではまた来週。
“間”を制したビートたけしの「間抜けの構造 」
間抜けの構造 (新潮新書) [ ビートたけし ]
著者の感じる間抜けの
オンパレードと間の深い考察で、
面白く一気に読めます。
ポイントは人間観察力でしょうか。
「あの人は気持ちのいい人間だ、、」
「ああはなりたくない、、、」。
自分の行動を思い起こすと
間抜けばかりだなーと思うのですが、
この本を読んで「間」の意味を、
もうちょっと考えてみたいと感じました。
間抜けの構造 (新潮新書) [ ビートたけし ]
見渡せば世の中、間抜けな奴ばかり。
どいつもこいつも、
間が悪いったらありゃしない。
“間”というものは厄介で、
その正体は見えにくいし、
コントロールするのも難しい。
けれど、それを制した奴だけが、
それぞれの世界で成功することができるんだよー。
芸人、映画監督として、これまで
ずっと“間”について考え格闘してきた
ビートたけしが、貴重な芸談に破天荒な
人生論を交えて語る、
この世で一番大事な“間”の話。
●目次
第1章 間抜けなやつら/
第2章 “間”を制すもの、笑いを制すー漫才の“間”/
第3章 お辞儀がきれいな人に落語の下手な人はいないー落語の“間”/
第4章 司会者の“間”を盗めーテレビの“間”/
第5章 いかに相手の“間”を外すかースポーツ・芸術の“間”/
第6章 映画は“間”の芸術であるー映画の“間”/
第7章 “間”の功罪ー日本人の“間”/
第8章 死んで永遠の“間”を生きるー人生の“間”
●著者情報
ビートたけし(ビートタケシ)
1947(昭和22)年、東京都足立区生まれ。
漫才コンビ「ツービート」で一世を風靡した後、
ソロとしてテレビ、ラジオの出演のほか、
映画や出版の世界でも国民的人気を博す。
97年、「HANA-BI」がベネチア国際映画祭グランプリを受賞
顰蹙・ヒンシュクの達人・ビートたけし
ヒンシュクの達人・ビートたけし
ヒンシュクの達人 (小学館新書) [ ビートたけし ]
やっぱさ~
たけしは、バカを言ってるのが、面白いよね~。
芸術家?俺、そういうの、分かんない。
面白いたけしが好き。
政治家やタレント、ネットでつぶやく
一般人に至るまで、世間は不用意な失言で
顰蹙を買うヤツばかり。その点、この男はひと味違う。
ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように
繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる
説得力を持っている。悪口・暴言も言い方ひとつで
武器になるー。天才・ビートたけしが、
自らの死生観や芸人論を交えながら
「顰蹙の買い方」の極意を語る。
●目次
第1章 政治家は「顰蹙の買い方」を知らない/
第2章 震災以降、「生き方」と「死に方」について考えてきた/
第3章 「恥」と「粋」の芸人論/
第4章 顰蹙覚悟の「教育論」/
第5章 「話題の芸能&スポーツ」一刀両断/
爆笑トーク特別編(1) 衝撃!オイラの東京五輪開会式プラン/
第6章 ニッポンの軽薄ブームに物申す!/
爆笑トーク特別編(2) 「AVネーミング大賞」
歴代ナンバーワンを大発表!
●著者情報
ビートたけし(ビートタケシ)
1947年東京都足立区生まれ。
漫才コンビ「ツービート」で一世を風靡。
その後、テレビ、ラジオのほか映画や出版でも
才能を発揮し、世界的な名声を得る。
97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞、
『座頭市』で同映画祭監督賞を受賞
ビートたけしがたどりついた究極の愛・『アナログ』
ビートたけしがたどりついた究極の愛・『アナログ』
スマホとか携帯とか
簡単に連絡が取れて便利だけど
それに時間を縛られてたり
無駄に時間を使ってたりする時間に
終われる時代にアナログの良さを
感じさせてもらえて
とても良かったです。
●『アナログ』新潮社 2017
たけしがたどりついた“究極の愛”。
狂暴なまでに純粋な、書下ろし恋愛小説。
「お互いに会いたいという気持ちがあれば、
絶対に会えますよ」すべてがデジタル化する
世界で悟とみゆきが交わした、
たったひとつの不器用な約束。
素性も連絡先も知らないまま、
なぜか強烈に惹かれあう二人の、
「アナログ」な関係が始まった。
いまや成立しがたい男女のあり方を描き、
“誰かを大切にする”とは何かを
問いかける渾身の長編。
100冊以上の著書があるビートたけし
ビートたけし(1947年1月18日 – )さん
お笑いタレント、司会者、映画監督、俳優。
本名:北野 武(きたの たけし)。
東京都足立区島根出身。
タモリ、明石家さんまと共に、
日本のお笑いBIG3の一角を担う。
日本国外では本名北野 武で、
映画監督として知られる。
2000年以降の著書は‥
『僕は馬鹿になった。ビートたけし詩集』祥伝社、2000 のち文庫
『頂上対談』(2001年、新潮社)のち文庫
『おまえの不幸には、訳がある!』新潮社・ラッコブックス、2001 のち文庫:副題:たけしの上級賢者学講座
『コマネチ!2 −BROTHER大特集』(2001年、新潮社)
『ビートたけしの黙示録』(2001年、徳間書店)のち文庫
『路に落ちてた月 ビートたけし童話集』祥伝社 2001 のち黄金文庫
『たけしの大英博物館見聞録』新潮社 とんぼの本 2002
『巨頭会談』新潮社 2003 のち文庫
『たけしの発明王』新潮社 2003
『裸の王様』新潮新書 2003
『悪口の技術』新潮社 2003 のち文庫
『たけしの落書き入門』新潮社 とんぼの本 2004
『達人に訊け!』奥本大三郎,毛利衛,桜井章一,戸田奈津子,藤原正彦,北原保雄,藤田紘一郎,中村祥二,岡部幸雄,岡野雅行共著 新潮社 2006 のち文庫
『恐竜は虹色だったか? たけしの「最新科学教室」』橋本周司,田中修,上田恵介,村松照男,海部宣男,中込弥男,船山信次,冨田幸光,吉村仁,有田正光共著 新潮社 2008 「たけしの最新科学教室」文庫
『貧格ニッポン新記録』小学館101新書 2008
『「カミさんポックリ教」宣言』小学館101新書 2009
『下世話の作法』祥伝社 2009 のち黄金文庫
『漫才』新潮社 2009 のち文庫
『1084(to-san ya-yo) MANZAI2 1月-3月』two beat [述] ネコ・パブリッシング 2010
『ラジオ北野』新潮社 2010 のち文庫
『間抜けの構造』新潮新書 2012
『ヒンシュクの達人』小学館新書 2013
『ビートたけしの幸せ三面記事新聞 TBS情報7daysニュースキャスター』ロッキング・オン 2013
『たけしのグレートジャーニー』 関野吉晴, 西江雅之, 荻巣樹徳, 山極寿一, 松浦健二, 塚本勝巳, 長沼毅, 佐藤克文, 窪寺恒己, 鎌田浩毅,村山斉共著 新潮社 2014
『日本人改造論 父親は自分のために生きろ』角川oneテーマ21 2014
『アナログ』新潮社 2017
『ビートたけしのオンナ論』サイゾー 2018
墨家の兼愛と非攻とは
墨家の兼愛と非攻とは
墨家(ぼくかか)は、中国戦国時代に
墨子によって興った思想家集団であり、
諸子百家の一つ。
博愛主義(兼愛交利)を説き、
またその独特の思想に基づいて、
武装防御集団として各地の守城戦で活躍した。
墨家の思想は、都市の下層技術者集団の
連帯を背景にして生まれたものだといわれる。
代表的な思想家に、墨翟(墨子)がいる。
戦国時代に儒家と並び最大勢力となって
隆盛したが、秦の中国統一ののち勢威が
衰え消滅した。
墨家の基本思想(墨家十論)
『墨子』における墨家の十大主張がある。
全体として儒家に対抗する主張が多い。
また実用主義的であり、秩序の安定や
労働・節約を通じて人民の救済と
国家経済の強化をめざす方向が強い。
また全体的な論の展開方法として
比喩や反復を多用しており、一般民衆に
理解されやすい主張展開が行なわれている。
この点、他の学派と異なった特色を有する。
特に兼愛、非攻の思想は諸子百家において
とりわけ稀有な思想である。
●兼愛
兼(ひろ)く愛する、の意。全ての人を
公平に隔たり無く愛せよという教え。
儒家の愛は家族や長たる者のみを強調する
「偏愛」であるとして排撃した。
●非攻
当時の戦争による社会の衰退や殺戮などの
悲惨さを非難し、他国への侵攻を否定する教え。
ただし防衛のための戦争は否定しない。
このため墨家は土木、冶金といった工学技術と
優れた人間観察という二面より守城のための
技術を磨き、他国に侵攻された城の防衛に
自ら参加して成果を挙げた。
諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家
諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家
(中公新書)湯浅邦弘
春秋戦国時代、諸国をめぐって自らの
主張を説いた思想家たち。彼らの思想は、
その後の中国社会の根幹を形づくったのみならず、
日本をはじめ東アジアにおいても大きな
影響力を持った。
一九九〇年代には大量の古代文献が発掘され、
これまで謎とされてきた事柄も解き明かされつつある。
新知見をふまえ、儒家(孔子・孟子)、
墨家(墨子)、道家(老子・荘子)、法家(韓非子)、
兵家(孫子)などの思想と成立の過程を平易に解説。
●目次
序章 新出土文献の発見と諸子百家/
第1章 諸子百家前史ー新出土文献の語るもの/
第2章 君子とは誰かー孔子の思想/
第3章 人間への信頼ー孟子の思想/
第4章 特異な愛のかたちー墨家の思想/
第5章 世界の真実を求めてー道家の思想/
第6章 政治の本質とは何かー法家の思想/
第7章 戦わずして勝つー孫子の思想/
終章 諸子百家の旅
●著者情報
湯浅邦弘(ユアサクニヒロ)
1957年島根県生まれ。
大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。
北海道教育大学講師、島根大学助教授、
大阪大学助教授を経て、大阪大学教授
中国戦国時代の映画「墨攻」とは
中国戦国時代の映画「墨攻」とは
漫画や映画にもなった伝説の傑作、
酒見賢一著の墨攻 (文春文庫)。
中国古代、「墨守」という
言葉を生んだ謎の集団・墨家。
たった一人で大軍勢から城を守った男を、
静謐な筆致で描いた鬼才の初期傑作。
●内容情報
大国が覇を競う古代の中国。
平和を説き、戦争で助けを求められれば
あらゆる手段で依頼者を守るスペシャリストの集団、
墨子教団がいた。いま小城が呑まれようとするなか、
教団の俊英・革離はひとり救援に駆けつける。
二万の軍勢に囲まれた町を彼は守り通せるか?
映画化もされた中島敦記念賞受賞の傑作小説!
●著者情報
酒見賢一(サケミケンイチ)
福岡県生まれ。愛知大学卒業。
1989(平成元)年「後宮小説」で
第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。
92年「墨攻」他で中島敦記念賞を、
2000年「周公旦」で、新田次郎文学賞を受賞
『舟を編む』を辞書『大渡海』で調べた
『舟を編む』を辞書『大渡海』で調べた
『舟を編む』(ふねをあむ)は、
三浦しをんによる日本の小説。
女性ファッション雑誌『CLASSY.』に、
2009年11月号から2011年7月号にかけて連載され、
2011年9月16日に光文社より単行本が発売。
雑誌連載時の挿絵や単行本の装画、
文庫のカバー装画は、雲田はるこが担当。
2012年、本屋大賞を受賞。
「玄武書房」に勤める変人編集部員・馬締光也が、
新しく刊行する辞書『大渡海』の編纂メンバーとして
辞書編集部に迎えられ、個性豊かな編纂者たち
が辞書の世界に没頭していく姿を描いた作品。
「辞書は言葉の海を渡る舟、
編集者はその海を渡る舟を編んでいく」
という意味でこの書名が付いている。
執筆にあたって、岩波書店および
小学館の辞書編集部の取材を行なっている。
2013年、石井裕也監督、松田龍平主演で映画化され、
2016年10月から12月までテレビアニメが放送された。
映画・舟を編む(The Great Passage)
監督 石井裕也
脚本 渡辺謙作
原作 三浦しをん
出演者 松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、加藤剛
玄武書房に勤める馬締光也は、
営業部きっての変人として、持て余されていた。
そんな時、定年間近の辞書編集部の荒木から、
声をかけられる。「きみは『右』を説明しろと
言われたらどうする?」周りから見れば変人でも、
人とは違う視点で物事を捉え、整理しようとする
馬締は、辞書編集部が求める人材であった。
そして馬締は荒木たちが新たに作ろうと
している新しい辞書、『大渡海』を編む
メンバーとして迎えられる。
ベテラン編集者、日本語を研究に人生を捧げる老学者、
徐々に辞書に愛情を持ち続けるチャラい同僚。
そして出会った運命の女性。
馬締は個性的なメンバーに囲まれながら、
日本語という大海原を渡るための舟を編みはじめる。
そして長い歳月を辞書とともにすごすことにーー。
三浦しをんの、日本語への敬意と
愛に満ちた最新長編小説。
三浦 しをん・作品(代表作)
三浦 しをん・作品【代表作)
三浦 しをん(1976年(昭和51年)9月23日 – )
小説家、随筆家。女性。
代表作
『まほろ駅前多田便利軒』(2006年)
『風が強く吹いている』(2006年)
『舟を編む』(2011年)
主な受賞歴
直木三十五賞(2006年)
本屋大賞(2012年)
織田作之助賞(2015年)
デビュー作
『格闘する者に○』(2000年)
湊かなえさんの作品・本 リバース
今年でデビュー10周年。
なんと20作品から15冊が映像化
ミステリーを書こうと思って
ちらしの裏に、ミステリーに関連する
単語を書いて行って、
そこから、どの言葉に目がとまるか考えると
復讐という言葉に目がいったそうです。
圧倒的な妄想力で物語を紡ぎだす。
なにが一番相手にダメージを与えるのかなど‥
復讐がテーマなんですね
2005年 – 第2回BS-i新人脚本賞佳作入選。
2007年 – 「答えは、昼間の月」で第35回創作ラジオドラマ大賞受賞。
2007年 – 「聖職者」で第29回小説推理新人賞受賞。
2009年 – 『告白』で第6回本屋大賞受賞、第2回大学読書人大賞第6位。
2009年 – 第3回広島文化賞新人賞受賞。
2010年 – 『贖罪』で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補。
2011年 – 『告白』で第4回大学読書人大賞第3位。
2012年 – 「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。
2013年 – 『母性』で第26回山本周五郎賞候補。
2013年 – 『望郷』で第149回直木三十五賞候補。
2015年 – 『絶唱』で第28回山本周五郎賞候補。
2016年 – 『リバース』で第37回吉川英治文学新人賞候補。
2016年 – 『ユートピア』で第29回山本周五郎賞受賞。
2016年 – 『ポイズンドーター・ホーリーマザー』で第155回直木三十五賞候補。
TBSドラマ「リバース」の原作も湊かなえさん
藤原竜也さん主演のTBSドラマ「リバース」
原作は湊かなえさん
最近は、TV番組がうまく連携して
告知をしながら視聴率をなんとか
稼いでいっているのかな??
TBSドラマ「リバース」のあらすじは‥
深瀬和久は平凡なサラリーマン。
唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。
そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、
自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。
ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。
その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。
淡々とした日々が急に華やぎはじめ、
未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。
そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていたーー。
何のことかと詰め寄る美穂子。
深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。
それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
‥
The Way We Were(追憶)の和訳 (Barbra Streisand)
想い出は、私の心も隅を照らす
遠い日の記憶は淡い水彩画
笑顔で写っていた忘れかけた写真
お互いに微笑みあった
遠い日の想い出
その頃はとても純粋でいられたの
それともそう思い込んでいただけかしら
チャンスがあったらもう一度やり直せるかしら
ねぇ~どう、できるかしら
想い出は美しく、それでいて
辛い思い出はただ忘れたいだけ
そう笑いながら
思い出すでしょう
いつでも思い出せるわ
私たちの遠い日の想い出を
The Way We Were(追憶)Youtube (Barbra Streisand)
雨に濡れても ウクレレYoutube動画
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