地蔵院(京都)散椿の見頃とアクセスなど
地蔵院(じぞういん)は、京都市北区大将軍川端町にある浄土宗の寺院。神亀3年(726)に行基が建立し、天正年間に現在地に定まったという。
本堂前にある椿は色とりどりの花びらがはらはらと散ることから、椿寺(つばきでら)の名で親しまれる。この散椿は五色八重散椿と呼ばれ、豊臣秀吉が献木したと伝えられる。 現在の木は樹齢約120年の二世。 見頃は3月末から4月始めで、桜とともに楽しめる。
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地蔵院(椿寺)の椿見ごろは3月下旬頃から4月中旬
五色八重散椿は、1本の木に濃淡様々な色合いの花が見られ、散り際も花びらが1枚ずつ散り美しいと、秀吉も愛したという名木である。
また、同じく境内にある八重紅枝垂桜と同時に見頃を迎えるため、例年、3月下旬頃から4月中旬には椿と桜の美しい共演が見られる。
かつて書院の前庭には、有名な「散り椿」があり、これが椿寺という異名の由来になっている。
文禄の役の際に加藤清正が朝鮮の蔚山城(うるざんじょう)から持ち帰り、さらに北野大茶湯のときに豊臣秀吉から当寺に献木されたものである。
初代は惜しくも枯死し、現在は樹齢約120年の2世椿が花を咲かせており、京都市の天然記念物に指定されている。
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速水御舟の代表作『名樹散椿(めいじゅちりつばき)』
速水御舟の代表作『名樹散椿(めいじゅちりつばき)』(重要文化財)は地蔵院の五色の八重散椿を描いたものである。
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地蔵院(椿寺)の場所(Googlemap)とアクセス
地蔵院(じぞういん)は、京都市北区大将軍川端町にある浄土宗の寺院。山号は昆陽山。境内にある「散り椿」で知られ、椿寺(つばきでら)の名で親しまれる。
場所:京都市北区大将軍川端町
アクセス:最寄り駅・バス停・・・北野白梅町(徒歩約5分)
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まとめと関連情報
地蔵院本堂前にある椿は色とりどりの花びらがはらはらと散ることから、椿寺(つばきでら)の名で親しまれる。この散椿は五色八重散椿と呼ばれ、豊臣秀吉が献木したと伝えられる。 現在の木は樹齢約120年の二世。 見頃は3月末から4月始めで、桜とともに楽しめる。
地蔵院椿寺(京都)散椿の見頃とアクセスなど
残る椿があると思えばこその散り椿(葉室 麟)
くもり日の影としなれぬ我なれば目にこそ見えね‥散り椿
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