なみ
生死、教育、人間関係、作法、
映画ー五つの角度から稀代の
天才・北野武が現代社会の腐蝕を斬る。
世界の真理に迫る傑作エッセイ。
北野武・傑作エッセイ『全思考』
北野武・傑作エッセイ『全思考』
映画を見てもいいと思えず、漫才も私は面白いとは思えなかったのですが、
この本は共感できる点が多々あり
面白いと思いました。
本当に北野武さんが書いたのかな?
と感じる箇所もありましたが
北野武さんについて知りたいと
思わせてくれる本でした。
地球温暖化も、携帯電話による
人類総奴隷化も、すべての危機は、
気づいたときには手遅れだ。
道具の発明で便利になれば、
その分だけ人間の能力は退化する。
人類は叡智を結集して、
破滅しようとしているのか!?
生死、教育、人間関係、作法、
映画ー五つの角度から稀代の
天才・北野武が現代社会の腐蝕を斬る。
世界の真理に迫る傑作エッセイ。
●目次
第1章 生死の問題/第2章 教育の問題/
第3章 関係の問題/第4章 作法の問題/
第5章 映画の問題
●著者情報
北野武(キタノタケシ)
1947年東京生まれ。お笑いタレント、
映画監督、俳優、東京藝術大学大学院映像研究科教授。
テレビ番組、CM等に出演する一方、89年の初監督作品
「その男、凶暴につき」以降、映画監督として
精力的に作品を生み出している。
98年に「HANA-BI」で
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、
2003年「座頭市」でヴェネチア
国際映画祭銀獅子賞など受賞歴多数。
北野武今、63歳・自叙伝9刊目
北野武今、63歳・自叙伝9刊目
子どものころからのたけしさんファンです。ご自身の現状をこんなに穏やかに
語られているたけしさんを初めて見た気がします。
いつの時代も、どこかピリピリして
ご自身の現状に納得されていなかったり
飽きていらっしゃったりする感じが
言葉のすきまから漂っていたので。
映画の編集の章は、技術論も含め、
とてもひきこまれる内容でした。
そして、やはりいくつになられても
呼吸するように努力を続けられているのだなあと感服。
またわたしのたけしコレクションが増えました。
「俺、やっとオヤジから
ジジイに脱皮したと思ってるわけ」
映画監督として、タレントとして、
また黄金期を迎えた今だから語れること。
SIGHT大好評連載中の
自叙伝インタヴュー・シリーズ、9刊目。
傑作『アウトレイジ』に到達するまで。
2年間の軌跡を語りつくす。
●目次
NHK新人漫才コンクールから、
ヴェネツィア金獅子賞まで。たけしと「賞」との
距離感とはー北野武、賞を語る/
テレビタレント・ビートたけし、
4度目の黄金期ー北野武、現在のレギュラー番組を語る/
なぜタバコを必要としなくなったのかー
北野武、禁煙を語る/好きではない酒を、
たけしが飲む理由ー北野武、酒を語る/
北野映画の最重要ポイントー北野武、編集を語る/
無関心?コンプレックス?-北野武、ファッションを語る/ はじめて真正面から「漫才」を書いた本を出版ー北野武、 『漫才』を語る/
所ジョージと創刊した「FAMOSO」、
大ヒットー北野武、雑誌を語る/
演芸場の客、テレビの客、映画の客。
今のたけしを作った客たちについてー北野武、
客を語る/いくつになってもスポーツ選手には
「さん」づけー北野武、スポーツを語る〔ほか〕