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立冬の候の読み方と意味(時期)と挨拶の例文など

立冬の候の読み方と意味(時期)

立冬とは‥読み方や意味

立冬は「りっとう」と読みます。で、立冬の意味ですが、二十四節気の一つで立春から数えて19番目、例年ですと11月7日ごろになります。立冬には、期間としての意味もあり、次の節気の小雪前日までが「立冬」の期間となります。

秋が極まり冬の気配が立ち始める日。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明されています。言い換えれば秋の極みといえ、実際多くの地域ではまだ秋らしい気配で紅葉の見時はまだまだです。

二十四節気の中では、私たちに馴染みが深く、かつ重要な夏至・冬至の二至春分・秋分の二分は併せて二至二分(にしにぶん)と呼ばれ、これに四立(しりゅう)の立春・立夏・立秋・立冬を併せて八節(はっせつ)と呼びます。

 

二十四節気とは

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、その名が示すように、日本の1年を24等分し、立春からはじまり大寒で締めくくられる、約15日ごとの季節(期間)です。二十四節気は、そもそも、中国の戦国時代の頃、季節を春夏秋冬の4等区分する暦のようなものとして考案された区分手法のひとつで、一年を12の「節気」と12の「中気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられています。

こちらは、2022年二十四節気一覧(早見表)です。(カシオの計算サイトにて計算。便利です)

七十二候(しちじゅうにこう)とは

七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、二十四節気をさらに約5日ずつの3つの期間に区分したものです。大寒の初候、七十二候では欸冬華となり、ふきのはなさくと読みます。ちなみに、大寒の中候は、七十二候では水沢腹堅(きわみずこおりつめる)、さらに、大寒の末候は、七十二候では鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)となります。

立冬の中の七十二候

・初候(第55候):山茶始開(つばき はじめて ひらく)(11/7~11/11頃)
・次候(第56候):地始凍(ち はじめて こおる)(11/12~11/16頃)
・末候(第57候):末候金盞香(きんせんか さく)(11/17~11/21頃)

立冬の候とは(時候の挨拶)

この立冬の時期(11月7日~11月21日)に手紙などで使う時候の挨拶として、「立冬の候」を使うことができます。立冬の候は、次の二十四節気「小雪」の前日まで使え、たとえば、「立冬の候」「立冬の折から」「立冬の砌(みぎり)」などとして使います。

立冬の季語を使った俳句

 

   冬立つや立たずや留守の一つ家 正岡子規

 

 

まとめと関連情報

立冬は二十四節気の一つで立春から数えて19番目、例年ですと11月7日ごろになります。立冬の候は、次の二十四節気「小雪」の前日まで使え、時候の挨拶として使うことができます。

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