雨降りお月さん(あめふりおつきさん)歌詞ふりがな‥雲の蔭
雨降りお月さん(あめふりおつきさん)は、野口雨情作詞、中山晋平作曲の日本の童謡。1925年(大正14年)の『コドモノクニ』正月増刊号で楽譜付きで発表された。野口雨情は初め題名を『雨降りお月』としていたが、中山晋平のすすめで『雨降りお月さん』とした。日本の歌100選のひとつです。
雨降りお月さん歌詞ひらがな
野口雨情作詞、中山晋平作曲
1番(雨降りお月さん)
あめふりおつきさん くものかげ
およめにゆくときゃ だれとゆく
ひとりでからかさ さしてゆく
からかさないときゃ だれとゆく
シャラシャラ シャンシャン すずつけた
おうまにゆられて ぬれてゆく
2番(雲の蔭)
いそがにゃおうまよ よがあけよ
たづなのしたから ちょいとみたりゃ
おそでおかおを かくしてる
おそではぬれても ほしゃかわく
あめふりおつきさん くものかげ
おうまにゆられて ぬれてゆく
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『雨降りお月さん』と『雲の蔭』
この曲は好評であったため、同年の『コドモノクニ』3月号では『雲の蔭』という続編が発表された。両者はもともとは別の曲であり、中山晋平の付けたメロディも若干異なっている。
昭和に入ってレコードが普及し、この曲のレコード化されることになった際、『雨降りお月さん』だけでは短いので、中山晋平の提案により、『雲の蔭』と合わせてひとつの曲とすることとなった。このとき、野口雨情の最初の案を容れて、『雨降りお月さん』と『雲の蔭』とを合わせた曲の題名は、『雨降りお月』とされた。1929年(昭和4年)に「雨降りお月」の曲名で佐藤千夜子が吹き込んだ。
戦後から1960年までにレコード売上は15万枚に達し、ロングヒットを続けている。
2007年(平成19年)には、文化庁と日本PTA全国協議会が選定した日本の歌百選にも選ばれている。2019年(令和元年)、にいやなおゆき監督のアニメーション映画『乙姫二万年』の劇中歌として使用される(山口雅 編曲、よだまりえ 歌唱)。
1番(雨降りお月さん)
雨降りお月さん 雲の蔭
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
ひとりで傘(からかさ) さしてゆく
傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴付けた
お馬にゆられて 濡れてゆく
2番(雲の蔭)
いそがにゃお馬よ 夜が明けよ
手綱(たづな)の下から ちょいと見たりゃ
お袖でお顔を 隠してる
お袖は濡れても 干しゃ乾く
雨降りお月さん 雲の蔭
お馬にゆられて 濡れてゆく
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まとめと関連情報
雨降りお月さん(あめふりおつきさん)は、野口雨情作詞、中山晋平作曲の日本の童謡。1925年(大正14年)の『コドモノクニ』正月増刊号で楽譜付きで発表された。野口雨情は初め題名を『雨降りお月』としていたが、中山晋平のすすめで『雨降りお月さん』とした。日本の歌100選のひとつです。
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