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からたちの花歌詞ひらがな‥白い白い花が咲いたよ♪

からたちの花歌詞ひらがな‥白い白い花が咲いたよ♪

「からたちの花」(からたちのはな)は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲による日本の童謡で、赤い鳥運動を代表する楽曲となり、のちに文部省唱歌にも採用された。2007年には日本の歌百選に選出されている。

また、北原白秋の少年期から青年期を描いた映画やテレビドラマの題名にも用いられた。ただし、詞の原案は山田耕筰の少年期のエピソードによるものである。3拍子と2拍子がめまぐるしく入れ替わり、子どもが歌うには声域的にも技術的にも難度が高い。

からたちの花歌詞ひらがな

北原白秋作詞
山田耕筰作曲

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとほる道だよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかつたよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。



山田耕筰と北原白秋

鈴木三重吉による赤い鳥運動に参加した山田耕筰と北原白秋は、1922年に雑誌『詩と音楽』を創刊するなど深い親交があり、多くの歌曲を共作している。そのような関係の中から、詞のみ1924年に「赤い鳥」で発表、メロディは1925年に「女性」で発表された。

耕筰は幼い頃養子に出され、活版工場で勤労しながら夜学で学んだ。耕筰は自伝において、工場でつらい目に遭うと、からたちの垣根まで逃げ出して泣いたと述懐している。この歌は耕筰のこの思い出を白秋が詞にしたものである。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちは畑の垣根よ。
いつもいつもとほる道だよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかつたよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

カラタチの花言葉

カラタチの花言葉は「思い出」「温情」「泰平」「小さな愛」「誠実」。 木には「悠然とした」、花には「貞節」「相思相愛」という花言葉もあります。

まとめと関連情報

「からたちの花」(からたちのはな)は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲による日本の童謡で、赤い鳥運動を代表する楽曲となり、のちに文部省唱歌にも採用された。2007年には日本の歌百選に選出されている。


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