牧場の朝(まきばのあさ)歌詞ひらがな‥ただ一面に立ちこめた♪
牧場の朝(まきばのあさ)は、日本の文部省唱歌の一つ。福島県岩瀬郡鏡石町にある牧場、岩瀬牧場がモデルとなったとされる。作詞者は定説として杉村楚人冠、作曲は船橋栄吉。日本の歌100選。NHKの『みんなのうた』でも紹介された。
鏡石町ではこの楽曲を町歌に相当する「町のシンボルソング」と定めている。この歌の歌碑は兵庫県明石市の善楽寺戒光院にある(西新町駅より徒歩10分)。
牧場の朝(まきばのあさ)歌詞ひらがな
作詞:杉村楚人冠
作曲:船橋栄吉
ただいちめんにたちめた
まきばのあさのきりのうみ
ポプラなみきのうっすりと
くろいそこから いさましく
かねがなるなる かんかんと
もうおきだしたこやごやの
あたりにたかいひとのこえ
きりにつつまれ あちこちに
くごくひつじのいくぐんの
すずがなるなる りんりんと
いまさしのぼるひのかげに
ゆめからさめたもりややま
あかいひかりにそめられた
とおいのずえに ぼくどうの
ふえがなるなる ぴいぴいと
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牧場の朝(まきばのあさ)みんなのうた
『みんなのうた』では1968年6月-7月に紹介。作詞は「文部省唱歌」名義とされ、作曲も「舟橋栄吉」名義とされている。歌は東京少年少女合唱隊。映像は花之内雅吉製作のアニメ。今まで再放送はされていなかったが、「みんなのうた発掘プロジェクト」により音声が提供され、2021年7月に53年振りにラジオで再放送される。
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ただ一面に立ちこめた
牧場の朝の霧の海
ポプラ並木のうっすりと
黒い底から 勇ましく
鐘が鳴る鳴る かんかんと
もう起き出した小舎小舎の
あたりに高い人の声
霧に包まれ あちこちに
動く羊の幾群の
鈴が鳴る鳴る りんりんと
今さし昇る日の影に
夢からさめた森や山
あかい光に染められた
遠い野末に 牧童の
笛が鳴る鳴る ぴいぴいと
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鏡石町(福島県)の概要
鏡石町は、福島県中通りの中央南部に位置し、日本の近代酪農発祥の地とされる「岩瀬牧場」をはじめ、自然環境を活用したスポーツ・レジャー施設など、さわやかな田園都市が広がっています。
平成23年3月に発生した東日本大震災により、田んぼや農業用施設に甚大な被害を受け、一年間、ほぼすべての水田で米の作付ができない状況となりました。
その経験から、”福幸”(復興)のシンボルとして「窓から眺める絵本~もう一つの図書館~」をコンセプトに、田んぼを一枚のキャンバスに見立てて、絵の具の代わりに色の異なる稲で田んぼに「ユメ」を描く「田んぼアート事業」を展開しています。
●人口:1万2320人(2018年12月1日現在)
●町の花:アヤメ
●町の木:しだれ桜
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まとめと関連情報