俳句

辞世の句

浮世の月見過ごしにけり末二年‥井原西鶴 辞世の句

浮世の月見過ごしにけり末二年(辞世の句) 「辞世、人間五十年の究り、それさへ我にはあまりたるに、ましてや」と詞書あり。 ‥ 浮世の月 見過ごしにけり 末二年 (井原西鶴) (うきよのつき みすごしにけり すえにねん) ‥ ●...
俳句

海の月 花火彩る 美しき 河東碧梧桐

夏の季語 花火(7月)と俳句と‥ 花火は夏の季語(7月) 俳句では花火は夏の季語(7月)になっていますが、一部の歳時記では、花火を秋の季語としているようです。また、もともとお盆の送り火が由来だということで、俳諧連歌(連句)でも秋の季語と...

五月の季語「五月晴れ」「五月雨」を使った俳句

五月の季語「五月晴れ」「五月雨」を使った俳句 五月の季語として、「五月晴れ」や「五月雨」がありますが、もともと旧暦の五月の言葉であり、今で言うと、6月~7月にあたるのです。季語って難しいですね‥。で、そんな「五月晴れ」や「五月雨」の季語を...

春の季語一覧(時候)

俳句の季語一覧(季語を分類し列挙したもの) ・本項における季節の分類は、二十四節気に基づく節切りとする。「新年」は1月1日から1月15日ごろまでの期間を指す。 ・本項における季語の分類は、以下に示す9項目とする。 1.時候 :季節・月...
豆知識

松尾芭蕉の不易流行とは?

松尾芭蕉の不易流行とは? 松尾芭蕉の不易流行とは? 不易流行とは俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の中で見出した蕉風俳諧の理念の一つです。 芭蕉の俳論をまとめた書物『去来抄』では、不易流行について、以下のように書かれています...
豆知識

芭蕉の有名な俳句(秋)秋深き隣は何を‥

芭蕉の有名な俳句(秋)秋深き隣は何を‥ 芭蕉の有名な俳句(秋)を 調べてみました。 秋深き 隣は何を する人ぞ この道や 行くひとなし 秋の暮れ 枯れ枝に 鳥のとまりけり 秋の暮れ ‥ 松尾 芭蕉は元禄7年(1694年...
豆知識

大晦日定なき世のさだめ哉・井原西鶴の意味とは

大晦日定なき世のさだめ哉・井原西鶴の意味とは 大晦日定なき世のさだめ哉・井原西鶴の意味とは ●意味 混沌としたこの世にもはや守るべき定(さだめ) というものはなくなったが、不思議と大晦日だけは みなが律儀に新年を迎えようと定め...
豆知識

一茶が見た元旦の浅黄空の色と浅葱色の違いとは??

元日や上々吉の浅黄空 小林一茶 なんと一茶は元日・正月だけでも100句以上作っているとか‥。で、最も有名の句の一つが自選句稿『浅黄空』のタイトルにもなっている「元日や上々吉の浅黄空」です。その他も含めて...
俳句

春の季語一覧

春の季語一覧まとめ 春の季語:時候 - 春 - - 初春 - 二月 - 睦月 - 旧正月 - 寒明け - 立春 - 早春 - 春浅し - 冴返る - 余寒 - 春寒 - 遅春 - 春めく - 魚氷に上る - 雨水 ...