俳句 天地の間にほろと時雨かな 虚子 天地の間にほろと時雨かな 虚子 天地の間にほろと時雨かな(虚子作)の意味とは まず、天地、時雨は、それぞれ、あめつち(天地)、しぐれ(時雨)と読みます。 ‥ 時雨とは‥ そもそも時雨とは‥ 1 秋の末から冬の初めにかけて、ぱ... 2022.02.01 俳句
俳句 初霞錦帯橋を渡り度き 青木月斗 初霞錦帯橋を渡り度き 青木月斗 錦帯橋は、俳枕としても有名‥ 初霞錦帯橋を渡り度き 青木月斗 ‥ 初霞川は南へ流れけり 青木月斗 初霞(はつ‐がすみ)新年の季語 元日のころに山野にたなびく霞をいう。よほど好天気で暖かい日でな... 2022.02.01 俳句
豆知識 上巳の節句(桃の節句)の意味、由来とは‥ 上巳の節句(桃の節句)の意味、由来とは‥ いまさらですが、三月三日のひな祭りをなぜ、上巳の節句(桃の節句)と呼ぶのか気になり調べてみました。 まず、上巳ですが、読み方はじょうし、あるいはじょうみで、巳の意味は、十二支の第六番目で、動... 2022.01.30 豆知識
俳句 苗床にうす日さしつゝ穀雨かな 西山泊雲 苗床にうす日さしつゝ穀雨かな 西山泊雲 穀雨(こくう)とは(清明⇒穀雨⇒立夏) 穀雨(二十四節気の一つ)とは、穀物の成長を助ける雨のことで、『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。雨が百種類の穀物を生じさせる種... 2022.01.30 俳句
豆知識 柿食えば鐘が‥(正岡子規)意味とは 柿食えば鐘が‥(正岡子規)意味とは 柿食えば鐘が‥(正岡子規)意味とは 「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」 明治28年10月、正岡子規は松山から 上京する途中に奈良・法隆寺で詠んだ句です。 旅先で好物だった柿を食べていると、 ... 2022.01.29 豆知識
俳句 雨の中に立春大吉の光あり 高浜虚子 雨の中に立春大吉の光あり 高浜虚子 高浜 虚子(たかはま きょし) (1874年〈明治7年〉2月22日 - 1959年〈昭和34年〉4月8日) 明治・大正・昭和の3代にわたる俳人・小説家。本名は高浜 清(たかはま きよし)。 『... 2022.01.29 俳句
豆知識 日本三景と雪月花 日本三景と雪月花 雪月花(せつげつかか)と白居易の詩「寄殷協律」 雪月花(せつげつかか)は、白居易の詩「寄殷協律」の一句、「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」に由来するもので、雪・月・花という自然の美しい景物を指す語です。 ... 2022.01.29 豆知識
俳句 大寒の大々とした月よかな 小林一茶 大寒の大々とした月よかな 小林一茶 北半球の温帯地域では一年中でもっとも寒い季節で、極寒に抗して身体を鍛えようとする種々の寒稽古(かんげいこ)が行われるのもこのころです。大寒が明けるといよいよ立春‥。この句は小林一茶の作。寒さに凍える中、... 2022.01.28 俳句
俳句 啓蟄の虫より早く起き出でて 山口青邨 啓蟄の虫より早く起き出でて 山口青邨 山口 青邨(やまぐち せいそん) 1892年5月10日 - 1988年12月15日)は、岩手県出身の俳人、鉱山学者。東京大学名誉教授。本名は吉郎(きちろう)。初号は泥邨。高浜虚子に俳句を師事、工... 2022.01.28 俳句
俳句 節分の 何げなき雪 ふりにけり 久保田万太郎 節分の 何げなき雪 ふりにけり 久保田万太郎 節分の季語(2月)を使った俳句です。俳句の季語で「節分」は「晩冬」、「立春」は「初春」になります。節分を使ったその他の俳句はこちらのサイト(575筆まか勢)が参考になります。 節分の 何げな... 2022.01.28 俳句