意味

豆知識

杜甫の漢詩「春望」、国破れて山河あり

杜甫の漢詩「春望」、国破れて山河あり 春望 杜甫 国破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 烽火連三月 家書抵万金 白頭掻更短 渾欲不勝簪 國破れて 山河在り 城春にして 草木深し 時に感じては 花にも涙を濺(...
豆知識

陶淵明の漢詩「雑詩」、人生無根蔕

陶淵明の漢詩「雑詩」、人生無根蔕 陶淵明 雜詩其一 歳月人を待たず 人生無根蔕  飄如陌上塵 分散逐風轉  此已非常身 落地爲兄弟  何必骨肉親 得歡當作樂  斗酒聚比鄰 盛年不重來  一日難再晨 及時當勉勵  歳月不待人 ...
俳句

啓蟄の虫より早く起き出でて 山口青邨

啓蟄の虫より早く起き出でて 山口青邨 山口 青邨(やまぐち せいそん) 1892年5月10日 - 1988年12月15日)は、岩手県出身の俳人、鉱山学者。東京大学名誉教授。本名は吉郎(きちろう)。初号は泥邨。高浜虚子に俳句を師事、工...
俳句

節分の 何げなき雪 ふりにけり 久保田万太郎

節分の 何げなき雪 ふりにけり 久保田万太郎 節分の季語(2月)を使った俳句です。俳句の季語で「節分」は「晩冬」、「立春」は「初春」になります。節分を使ったその他の俳句はこちらのサイト(575筆まか勢)が参考になります。 節分の 何げな...
辞世の句

浮世の月見過ごしにけり末二年‥井原西鶴 辞世の句

浮世の月見過ごしにけり末二年(辞世の句) 「辞世、人間五十年の究り、それさへ我にはあまりたるに、ましてや」と詞書あり。 ‥ 浮世の月 見過ごしにけり 末二年 (井原西鶴) (うきよのつき みすごしにけり すえにねん) ‥ ●...
俳句

海の月 花火彩る 美しき 河東碧梧桐

夏の季語 花火(7月)と俳句と‥ 花火は夏の季語(7月) 俳句では花火は夏の季語(7月)になっていますが、一部の歳時記では、花火を秋の季語としているようです。また、もともとお盆の送り火が由来だということで、俳諧連歌(連句)でも秋の季語と...

見渡せば花も紅葉もなかりけり‥藤原定家

見渡せば花も紅葉もなかりけり‥藤原定家 三夕の和歌と呼ばれるものがあります。新古今集所収の「秋の夕暮れ」を結びとした3首の名歌を指します。その中で、一番のお気に入りが、藤原定家(ふじわらのていか)の一首です。 ‥ 見渡せば花も紅葉もな...
辞世の句

風さそう花よりもなほ我はまた‥浅野長矩 辞世の句

浅野長矩 辞世の句 ‥ 風さそう花よりもなほ我はまた 春の名残をいかにとやせむ ‥ 長矩は播州赤穂藩の藩主、長友の嫡子として生まれ、延宝三年(1675年)三月にわずか9歳で父の後を継いで藩主となりました。江戸城、松の廊下における...
豆知識

「憚る」の読み方、意味、使い方

「憚る」の読み方、意味、使い方 「憚る」の読み方 「憚る」は「はばかる」と読みます。読みを聞くと、なるほどと思う人も多いはず。というのが、「憎まれっ子世に憚る」ということわざをおそらく何度か聞いたことがあると思うからのです。 「憚る」...
おすすめの音楽

雪の降る町を 歌詞

雪の降る町を 歌詞ひらがな 雪の降るまちをは、 1952年にヒットした内村直也作詞、中田喜直作曲の歌。 この曲の初出は1951年にNHKラジオで 放送された連続放送劇「えり子とともに」の挿入歌でしたが、 ある回の放送前日におけ...