夏の思い出 歌詞

夏の思い出歌詞
夏の思い出歌
夏の思い出の楽譜
1. 美しく響くピアノソロ(中級) 日本のうた
まとめと関連情報

夏の思い出歌詞

各界を代表する黄金コンビにより作成されたため、1949年（昭和24年）6月13日にNHKのラジオ番組『ラジオ歌謡』にて石井好子の歌で放送されるや否や、瞬く間に多くの日本人の心を捕え、その後、曲中に現れる尾瀬の人気は飛躍的に高まりました。

石井好子の歌は当時レコード発売されなかった（ラジオ放送のテープ音源は現存する）。レコード発売された最初の音源は、1954年6月発売の藤山一郎が歌ったものです。日本の歌100選に選出されています。

夏の思い出歌詞

作詞：江間章子
作曲：中田喜直

夏が来れば　思い出す
はるかな尾瀬(おぜ)　とおい空
霧のなかに　うかびくる
やさしい影　野の小路(こみち)
水芭蕉(みずばしょう)の花が　咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花(しゃくなげ)色に　たそがれる
はるかな尾瀬　遠い空

夏が来れば　思い出す
はるかな尾瀬　野の旅よ
花のなかに　そよそよと
ゆれゆれる　浮き島よ
水芭蕉の花が　匂っている
夢見て匂っている水のほとり
まなこつぶれば　なつかしい
はるかな尾瀬　遠い空

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はるかな尾瀬　とおい空‥尾瀬って？意味や場所

尾瀬とは群馬・福島・新潟の3県にまたがって広がる、尾瀬沼や尾瀬ヶ原を中心とする地域。燧 (ひうち) ヶ岳・至仏 (しぶつ) 山などを含む、日本最大の高層湿原で、ミズバショウなど湿性植物の宝庫です。日光国立公園の一部でしたが、平成19年（2007）に尾瀬国立公園として分離しました。

江間章子（えましょうこ）さん

（1913年3月13日 – 2005年3月12日）昭和を代表する唱歌の作詞家、詩人。代表作に「夏の思い出」（作曲：中田喜直）、「おかあさん」（作曲：中田喜直）、「花の街」（作曲：團伊玖磨）、
「花のまわりで」（作曲：大津三郎）などがあります。

中田喜直（なかだよしなお）さん

（1923年（大正12年）8月1日 – 2000年（平成12年）5月3日）は、日本の作曲家。
東京府豊多摩郡（後の東京市、現在の東京都渋谷区）出身。「雪の降るまちを」「ちいさい秋みつけた」や「めだかの学校」、「夏の思い出」など数々の楽曲を作曲した日本の職業作曲家の一人です。

父は「早春賦」で知られる作曲家の中田章。喜直は三男であり、兄は作曲家・ファゴット奏者の中田一次である。

ミズバショウ（水芭蕉）とは

ミズバショウ（水芭蕉）は、サトイモ科ミズバショウ属の多年草。湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる苞を開き、日本の各地に多数の群落があります（北海道、福島、長野、尾瀬沼※）。※尾瀬沼（おぜぬま）は、群馬県利根郡片品村と福島県南会津郡檜枝岐村にまたがって位置する沼。

「夏の思い出」（作詞:江間章子、作曲:中田喜直）で歌われていますが、実際に尾瀬沼でミズバショウが咲くのは5月末ごろで、これは尾瀬の季節でいうと春先にあたります。江間章子さんはミズバショウが夏の季語として歳時記に掲載されていることから夏と表現したようで、二十四節気においても夏にあたります。
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水芭蕉の白い花

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石狩の雨おほつぶに水芭蕉飯田蛇笏雪峡

石狩の雨おほつぶに水芭蕉飯田蛇笏雪峡

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